カウンセリングする顔、される顔…「心療中」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回面白かったのは稲垣吾郎演じる天間了が生徒をカウンセリングした後、自分もカウンセリングを受けに行ったこと。




つまり、稲垣吾郎がカウンセリングする側とされる側を演じ分けてみせたのです。




日本テレビ 土曜24時50分
「心療中~in the Room~」第3話


主演…稲垣吾郎
脚本…青柳祐美子
演出…河合勇人




まずカウンセリングする天間。
今回の1人めは身体が不自由になってしまった兄に、自分に代わってカノジョとSEXしてくれと頼まれ困っている片山(田中樹→田中聖の弟)。




優しくしてくれた兄に一生尽くしたいと言う片山。しかし、どうも言ってることがおかしい…その不審な点を探り出そうとする天間の目。



その微妙な目の表情で片山の話すことがどんどん怪しく思えてくるしくみがスリリングです。




2人めは前回も登場した相川(真田佑馬)。このままでは自分は人を殺してしまうと言い張った生徒。1時間おきに天間が電話をかけ、阻止したようですが…




今度は友情のしるしとケーキを持って来ます。天間が拒むと態度が豹変、また毒づき始めます。




前回も良かったですが、真田佑馬がなかなか達者に演じていて感心しました。今後も出てくるでしょうが、楽しみな逸材です。



そして、今回は深山(浅野ゆう子)という先輩カウンセラーを訪ね、天間はカウンセリングを受けます。



探る目ではなく、救いを求める目、巧みな演じ分け、稲垣吾郎の演技レベルの高さを感じさせます。




深山も何か隠しごとがあるようなのが、またひねりがあります。




あと、やけにませた天間の息子のセリフがツボでした。




今回の評価は…7



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