故郷に帰れない綾香…「いつか陽のあたる場所で」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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芭子(上戸彩)と綾香(飯島直子)は商店街の福引きで1等の神戸ベア旅行が当たり、二人で行くことに…




その旅先で綾香は高校で好きだった倉本(安田顕)に再会し…




NHK 火曜22時
「いつか陽のあたる場所で」第4話


主演…上戸彩
脚本…高橋麻紀
演出…渋谷未来




ところがかつてバスケ部のエースだった倉本も今では離婚し、養育費のためにイヤな思いをしながら働くやさぐれ状態。




一緒に食事をした後、倉本は綾香に故郷の富山には帰ってくるな…と言います。





田舎だけに綾香の刑務所入りは知れ渡っていて、綾香の父親(前田吟)も相当イヤな思いをしたらしいのです。





まぁそうでしょうね。
倉本の息子と綾香の息子は同じ幼稚園だったようですが、引っ越してしまったようです。誰が面倒を見てるんだろ?妹?




倉本の家に遊びに来た綾香の息子は、綾香に似て優しい子だったという倉本の言葉がせめてもの救いでした。





悲しみを前面に出さず、明るく気丈にふるまう飯島直子の演技から余計に悲しみが伝わります。



そんな話を聞いたあとだけに、物を送ってきてくれる父親へのお礼の電話のやりとりが胸を打ちました。





そんな綾香に影響されてか、芭子も叔母雪江(藤田朋子)の自分の店で働かないかという申し出を拒みます。
一人で生きていこうってわけですね。




せっかく仲良くなった岩瀬(斎藤工)へも、もう会えないとキッパリ告げるのでした。




芭子が心から笑える日はいつ来るのか、贖罪の日々はまだまだ続くようです。




重苦しくなりすぎない具合が、バランスのいい作品です。




今回の評価は…7




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