許されるより認められたい…「とんび」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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東京の大学に通わせてもらえるようになった旭(佐藤健)は出版社の雑誌編集のバイトを始め、将来もそうなりたいと願うようになるのですが…





TBS 日曜21時
(野球延長のため22時35分~)
「とんび」第7話


主演…内野聖陽
脚本…森下佳子
演出…中前勇児




しかし、法学部に入ったんなら弁護士になるもんと勝手に思い込んでいたヤス(内野聖陽)は激怒。
絶対に認めないと電話を切ってしまいます。





それからしばらくして、バイト中に旭がケガしたという知らせが…
心配しても意地をはって行かないヤスに代わって照雲(野村宏伸)が見舞いに行くことに…




そこで旭が語るなぜ雑誌記者になりたいと思ったかは、いかにも旭らしい理由で…




佐藤健が訥々と語る話は、旭の心のありようを鮮やかにあらわしていました。




今回最も印象的だったのは、
旭から再びヤスにかけた電話。
またも怒るヤスに、旭は
「オレ許してもらおうと思ってないから…許してもらうんじゃなくて、オレがオヤジを認めさせなきゃいけないと思うから、だから許してくれなくていい…」


と冷静に言って電話を切ります。




そうなんですよね。
親って結局子供に甘いから許しちゃうんですね。
それじゃダメだ、認めさせなきゃ…って旭は思うわけで、それが親から巣立つことになるんですよね。




そのへんのことをさりげなくヤスに語るラーメン屋のあんちゃんが柄本佑で、このシーンも良いシーンでした。




旭から初めて書いた記事が載っている雑誌が届き、ヤスは大人になって帰ってきやがって…と喜びます。




編集部に届いたヤスからのメッセージがこれまたヤスらしかったですね。
「登板おめでとうございます。
エースのA様」




今回の評価は…8



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