どう須藤理事長(高嶋政伸)が破滅するのかはこのドラマを見続ける1つの楽しみだったんですが…
ちょっと無理やりというか、唐突すぎて、納得のできるものではなかったです。もっとじっくり描いて欲しかったです。もったいない…
フジテレビ 火曜22時
「サキ」第10話
主演…仲間由紀恵
脚本…渡辺千穂
演出…小松隆志
サキ(仲間由紀恵)の企みが分かり吠えながら走り出した須藤が向かった先はサキのマンション。
インターフォンのモニターに映る須藤の顔の怖いこと、怖いこと…
俺になんの恨みがあるのか…と。
サキは須藤を個人的に破滅させるのが目的ではなく、須藤の家族を壊したいというのが一番の狙い。
そのために用意周到に妻の恵(富田靖子)や息子和繁(庄野崎謙)にも近づきたらしこんできたわけで…
最後の仕上げとばかり和繁には、父親も自分に関係を迫っていたとバラし、実際マンションから出る姿を見かけた和繁は信じ込み…
家に帰って父親に殴りかかり、罵倒して家を出て行く…
サキが夫と不倫していたと知った恵は逆上…今度は恵がサキのマンションへ。
インターフォンを鳴らす鳴らす…(笑)
絶対そんな人、入れさせませんけど、
サキはなぜかドアを開けてやり…
恵はサキにまたがり首を絞めるわ、包丁をふりかざすわ…
ここで不思議なのは、サキは自分は須藤を何とも思ってなかったし、あなたはもっと自分らしく生きるべき…と言い出し、
恵を丸め込み、仲良く翌朝朝食食べちゃったりするのです。
なんでそんな簡単に恵が納得したのか疑問でした。
…で、恵も離婚届を置いて出て行き、須藤はひとりぼっちに…
すさんだ挙げ句に家に灯油まいて火をつけてしまうのでした。
しかし、いくら家庭が崩壊したからといって、病院の理事長という立場の人が、病院のことも考えずに死にますかね…
なんか唐突すぎて、思慮が浅くて、嘘くさく見えました。
あと、そうかなとは思いましたが、前回の予告にあった隼人(三浦翔平)の母親を殺した発言は今回のラストでした。
これはズルいやり方ですよね。
感心しません。
今回の評価は…
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