前回があまりにスゴかったからか、ちょっと物足りなさを感じた今回でしたが、見応えは十分ありました。
今更ながら、男は弱く女は強い生き物と痛感する回でもありましたね。
フジテレビ 木曜22時
「最高の離婚」第10話
主演…瑛太
脚本…坂元裕二
演出…加藤裕将
灯里(真木よう子)の妊娠が前回のラストで分かったわけですが、今回はそれが4人に及ぼす波紋が描かれました。
自分はどうしたらいいのか分からない光生(瑛太)は結夏(尾野真千子)に相談し…
あなたが父親になったら…という結夏の発言でこじれた話になってしまいます。
まぁ…結夏に相談する光生もどうかと思うし、投げやりに答える結夏も良くないですが…
2人の距離は離れていく一方…
光生に灯里を取られたモードの諒(綾野剛)はやさぐれて、女の子をはべらせ飲んだくれ…
情けないもんです。
実家で子供を産む決意をした灯里は、
もう光生とは付き合えないけど、あなたは嘘をつかないいい人だと誉めます。
せっかく元サヤか?という矢先だったのに、光生の胸中は誉められても複雑です。
根はイイやつの光生は諒に灯里の妊娠を告げ、諒は涙ながらに自分を父親にしてほしいと懇願します。
ここの真木よう子の冷淡ぶりには凄みがありましたね。
必死で訴えかける諒が哀れに見えました。
意外にも灯里は諒を許しますが、諒が来ない内に光生に明かした本心は、灯里という女性の強さがみなぎっていましたね。
どうせまた諒は浮気するだろうけど、愛はないけど、大丈夫、うまくやっていきます…と言い切る言葉にはゾッとするものがありました。
諒が嫌がっていた仮面夫婦への道を、灯里は子供のために選んだわけです。
一方、結夏はタオル取っちゃう方(笑)のAV女優の勧誘を受け、なんかズルズルとその気になりつつあり…
光生は野球仲間に誘われ、アキバでアイドルのライブを見て、その魅力にハマったみたいで…
どちらもエラい方へ進んでます。
最終回では修復できるとは思いますが、あと2回あるんですね。
今回の評価は…
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