はらちゃんたちはやっぱりこの世界にはいられないってことになりましたね。
ピュアなはらちゃんたちの視点から見た人間の醜さ、愚かさをつきつけられましたね。
日本テレビ 土曜21時
「泣くな、はらちゃん」第10話
主演…長瀬智也
脚本…岡田惠和
演出…狩山俊輔
テレビで神様の世界にもコワい部分、
醜い部分がいろいろあることを知ってしまったはらちゃんたち。
しかし、それでも自分たちを受け入れてくれる越前さんたちのためにもまだこの世界にいようということになり、
子供たちとサッカー遊びをして、体を動かす喜びも知るのですが…
不良に金をせびられ、トンチンカンな受け答えをしていたら、殴りかかられボコボコにされてしまいます。
止めに入った越前さん(麻生久美子)までも殴られるに及んで、怒りがめばえたはらちゃん(長瀬智也)は鬼の形相で相手をボコボコにします。
そんな暴力をふるってしまったはらちゃんはいたく反省…越前さんにキライにならないでくださいとお願いをします。
そう言われると逆に人間の醜さを見せてしまって申し訳なさにかられますよね。
漫画の世界に戻りたいとみな口々に言い出して、止めるわけにもいかず、テープぐるぐる巻きにしていたノートを開き、越前さんははらちゃんたちを漫画の世界に帰してあげます。
消える前のはらちゃんに両思いよ…と言う越前さんが切なかったですね。
マキヒロ(賀来賢人)との別れを悲しむ清美(忽那汐里)をフォローする田中(丸山隆平)の優しさも良かったです。
そして驚いたことに越前さんは漫画の中に自分を描き、漫画の世界に行ってしまうのでした。
なるほど、その手があったか!
しかし、それでいいのか?越前さん!
お母さん(白石加代子)は漫画の中の越前さんを見て、いい笑顔してるって誉めてたけど…
百合子(薬師丸ひろ子)やひろし(菅田将暉)が越前さんを戻すため頑張ってくれるんでしょうね。
今回の評価は…
百合子を引き止めるとき、漫画の世界のみんなが、越前さんが描く漫画より百合子の描く漫画の方が良かったと誉めるくだりが、ちょっとツボで笑えました。
今夜最終回…悲しいだけの終わり方にはなってほしくないです。
たぶん大丈夫とは思いますが…
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