このドラマを見ていて、前から気になっていたことですが、幕末に重要な役割を果たす坂本龍馬がなぜ出てこないのでしょうか?
NHK 日曜20時
「八重の桜」第15話
主演…綾瀬はるか
脚本…山本むつみ
演出…清水拓哉
特に今回タイトルにもなっている薩長の密約は坂本龍馬が間を取り持ったから成り立ったわけですが、
さすがに出さないわけにはいかないのでどうするんだろうと思ったら、密談の場に薩摩の西郷(吉川晃司)と大久保(徳重聡)が来ると、廊下で坂本龍馬らしき男(→あくまで後ろ向きで顔は見えず)が出迎え、
二人は長州の桂(及川光博)が待つ部屋へ。密談に龍馬は加わらないんです。
このドラマ、龍馬もさることながら土佐の存在自体、全く無視してますね。
山内容堂も出てきません。この後大政奉還には重要な役割を果たすので無視できないとは思いますが…
会津と薩長の関係にしぼりたい意図は分かりますが、やはり不思議ですね。
戊辰戦争に向けてのテンポをもうちょっと上げたい気がします。
中だるみな感じがしてきました。
ただ西洋銃の威力というものを丁寧に描いてきたので、薩摩が長州に西洋銃を裏で援助し、それで長州は幕府軍を敗退させられた…というのはよく分かりました。
今回の評価は…
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