ハードボイルドなんですね…「潜入探偵トカゲ」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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笑いの要素無しなんですね。
コミカルな演技ができる役者がこんなに揃ってるのに…
もったいない、もったいない…





TBS 木曜21時
「潜入探偵トカゲ」第1話



主演…松田翔太
脚本…橋本裕志
演出…石井康晴



松田翔太には(兄の龍平もですが…)父親譲りの飄々としたコメディセンスがあります。




今回の役も優れた記憶力や身体能力を
誇りながら、変わり者という設定なので、そのへんにコミカル要素を盛り込んでくるかと思ったら…




皆無…潔いまでに。
終始、眉間にシワを寄せたような表情で粛々と任務を果たしていく。
ハードボイルドタッチなんですね。



設定説明に時間を長く割かず、サクサクと話を進めていくテンポは悪くなく、




竹中直人、鈴木一真、デビッド伊東と胡散臭い3人を揃え、誰が犯人かで引っ張り、展開も飽きさせませんでした。




トカゲの過去も、早死にしたらしい警官だった父親(光石研)との思い出や、同僚を救い出せず死なせてしまった苦い思い出を散りばめてきて…




そのへんがいろいろ絡んでくるのかもしれません。

探偵事務所長の伊東四朗も、
刑事部長の遠藤憲一も、
刑事の吹越満も、ミムラも、
皆さん神妙な演技。




トカゲにライバル心を抱く寺島刑事役の松岡昌宏まで、お得意のオラオラ演技を抑え、至ってシリアスに演じてました。




そういう中で、1人のびのびと演技しているのが、トカゲの相棒の新米探偵役の蓮佛美沙子。
彼女が良いスパイスになっています。



それなりに見れそうですが、どうも物足りなさを感じてしまうのは、期待と違っていたせいで…





それを払拭してくれるほどの作品でもないからでしょう。




今回の評価は…6


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