意外と面白いものになってゆくかも…という予感をさせる初回でした。
日本テレビ 水曜22時
「雲の階段」第1話
主演…長谷川博己
脚本…寺田敏雄
演出…猪股隆一
島の診療所には所長（大友康平）しか医師がいなくて、所長は医療行為に興味を示す三郎を引き立て、手術の助手とかやらせています。
確かに自分が倒れたらどうなるのかという不安が所長にはあるわけですからね。
…で、看護師長（キムラ緑子）や事務長（半海一晃）は三郎が医療行為をするのに否定的ですが、三郎はどんどん勉強し知識をたくわえていくわけです。
そんな中、所長の留守中に東京から来た亜希子（木村文乃）が急患で担ぎ込まれ、三郎が手術をしなければならない事態に。
この手術シーンが今回のクライマックスで出血が止まらず三郎はパニックってしまい、手術中なのにギャーギャー騒ぐ騒ぐ…
最近はスーパードクターの冷静な手術シーンが多かっただけに、バタバタ手術がやけに新鮮でした。
長谷川博己が頼りなげで良いんですよね。
しかし、今回改めて思ったのは、その手の美しさに惚れて脚本家の大石静が「セカンドバージン」に起用したというのも分かる美しい手をしてるんですね。外科医も美しい手でないとダメらしいので、ハマり役なんですね、そういう意味では…。
…で、その亜希子は東京の大病院の娘で、亜希子への処置が正しかったのと、亜希子の推薦で三郎はその大病院にスカウトされるようなんです。
診療所の看護師の明子（稲森いずみ）と恋仲になったのに…
三郎が無資格医と知ってる診療所の連中は黙ってないでしょうし、亜希子の婚約者（青柳翔）も面白くないでしょう。
バレるかどうかのハラハラ感と、二人の女性からの板挟みで展開していくんでしょう。
ベタですが、思惑がからみあっていったら面白くなりそうです。
今クールのダークホースですね。
今回の評価は…
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