男社会の中の女性自衛官…「空飛ぶ広報室」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

今回はオヤジ言葉を口にし、女性らしさを捨てているように見える柚木(水野美紀)がメインの回でした。




テレビ局で男性と戦っている稲葉(新垣結衣)とうまくからませ、そこに槇(高橋努)や空井(綾野剛)もからめて、見応えのある回でした。





TBS 日曜21時
「空飛ぶ広報室」第4話


主演…新垣結衣
脚本…野木亜紀子
演出…山室大輔



柚木は防衛大卒のキャリア自衛官のため、女性ながらも上官になったのに、





お飾りみたいにされて、部下は自分の命令でなく、古賀曹長(的場浩司)の命令に従うという辱めをかつて受けたのでした。




それで心折れかけたところを鷺坂(柴田恭兵)に拾われ広報室に入ったのです。




それ以来、女性として特別視されないようにオヤジ言葉をしゃべるようになったのです。




防衛大の剣道部の後輩である槇は、ずっと柚木を慕い続け、今のように無理している柚木がイヤでたまりません。




必死で柚木を槇が諭すシーンはお互いの心情が伝わる良いシーンでした。
高橋努の朴訥さがハマりです。




剣道の稽古が厳しくて泣いてた女子の防衛大生に、柚木が男たちを気迫で負かせる姿を見せ、日々欠かさぬ練習で昨日の自分を超える努力を重ねたことを教えるシーンも良かった。





戦うのは男ではなく、自分自身の心なんだと…
それは稲葉にも響きましたね。





実際、男社会だったテレビ界も最近は女性スタッフの活躍がめざましく、
ADさんはむしろ女性の方が多いほどです。余談ですが…





あと、無邪気な喜びぶりが家内いわく、可愛らしい空井ですが、
稲葉と同期の男性アナとの仲を疑い、
稲葉に二機編隊で飛ぶようなパートナーになりましょう…と爽やかに提案するあたりが、空井らしくて良かったですね。





今回の評価は…7


Android携帯からの投稿