そこからまた元の自分に立ち直った神山の成長ぶりが明確に打ち出されました。
フジテレビ 火曜22時
「幽かな彼女」第7話
主演…香取慎吾
脚本…古家和尚
演出…白木啓一郎
神山はいじめにあっているらしき生徒をかばおうと、働きかけたために、余計にいじめをエスカレートさせてしまい、その生徒を自殺未遂にまで追い込んでしまったのでした。
その後、その生徒は転校し、神山は言い訳ばかり考えて、生徒から目を背けるダメ教師になったのでした。
その生徒から神山に現在教師になるための実習中ですという手紙が…
アカネ（杏）に目を背けずちゃんと向き合うべきだとアドバイスされ、会いに行きます。
許してもらえないところが、このドラマらしい苦いリアルさで、それでも向き合って良かったとは思えました。
そんな神山に関連して、今回のテーマは「自分に言い訳して逃げない」ということ。
本当は自分の実力に自信がなく、サッカーから逃げ、それを父親のせいにしていた根津（森本慎太郎）と、それを立ち直らせようとする親友の手嶋（岩橋玄樹）のエピソード、
さらに転職の面接がうまくいかないのを他人や世の中のせいにして毒づく河合（前田敦子）を自分が間違ってると認めなきゃダメと叱咤する林（北山宏光）のエピソードがからまり、
盛り沢山の回ではありました。
幽霊たちの見せ場もありましたしね。
背景が分かると神山の根津に言う言葉も更に深く心に響く効果がありました。
今回の評価は…
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