せっかく鴨(松下奈緒)の女将ぶりも板についてきて、良い方向に進むかな…と思っていたんですが…
フジテレビ 火曜21時
「鴨、京都へ行く。~老舗旅館の女将日記」第8話
主演…松下奈緒
脚本…酒井雅秋
演出…兼崎涼介
このドラマは泊まり客と旅館の人間とをからませたエピソードで見せていくというのを、うまく続けていけば…と思ったんですが、
今回の上羽やに財務大臣(松平健)、梅垣やに総理大臣(田村亮)がそれぞれお忍びで泊まり、どちらで政治的に重要な会談をおこなうかという話は…
現実離れした話の上に、リアリティに欠ける部分が多く、イマイチな回でした。
例えば、上羽やに財務大臣が泊まっているかを探りたくて、新聞記者が泊まり客のふりして近づくんですが、
廊下で記者と仲居が話している会話が、部屋の中の大臣にも筒抜けに聞こえる…って…
そんな旅館イヤだし、高級感まるでないですよね。
普通は入り口とメインの居間との間に次の間というのが別にあって、廊下の声なんか聞こえないもんですけどね…
それに財務大臣がいることがバレて、マスコミが取材に押しかけて、玄関が大騒ぎになるんですが、
旅館に押しかけるあんな失礼なマスコミはいるわけないし、
あんな旅館に泊まってるのイヤですよね。うるさくて…。
なんか、そういうディテールが気になり、感心しない回でした。
今回の評価は…
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