味が落ちた老舗豆腐屋…「鴨、京都へ行く。」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

毎年結婚記念日には必ず上羽やに来ていた園田夫妻(山本圭、いしだあゆみ)が久しぶりに来ると、



病気で倒れた妻の方は記憶障害になっていて…





フジテレビ 火曜21時
「鴨、京都へ行く。~老舗旅館の老舗日記~」第9話


主演…松下奈緒
脚本…酒井雅秋
演出…永山耕三




鴨(松下奈緒)のことを先代女将と間違えたりするんですが、いつも朝食には必ず出してもらっている湯豆腐の、





豆腐の味が今まで食べてたのと違うと言い出すのです。





実際板長(高杉亘)が味見してみるとその通りで、微妙に大豆の青臭さが残ってるとわかり…




夫は妻を施設に入れるつもりなので、これが最後の宿泊かもしれず、鴨は何とか今までどおりの豆腐を食べてもらいたいと板長と衣川(椎名桔平)を伴い、豆腐屋の主(六平直政)に直談判に…。




しかし、そんなわけないと逆ギレされ…一旦は引き下がる…





若い豆腐屋に頼んでも、あの味は出せないと断られ…




衣川が主の弱みを握って、やっと作ってくれることになり、若い豆腐屋と一緒に作業に。




実は主は視力が落ちて、上積みの泡がすくえなくなっていたり、腰を痛めてから力が入りにくくなっていたりで、味が落ちてるのは自覚していたのでした。




しかし、跡継ぎの息子は弁護士になってしまい、自分でやるしかないので続けてきたのです。




後継者難は京都でも深刻な問題なんでしょうね。しかし、若い後継者に製法を伝えられたのは良いことでした。




園田の妻も満足し、夫はまた食べさせたいと、施設に入れるのをやめました。




鴨の成長や、まわりのそれぞれらしいアシストもきちんと描かれ、綺麗にまとまった回でした。




しかし、よくあの豆腐屋、今まで他の取引先から文句が出なかったですね。




まぁ、怖かったからでしょうが…。




今回の評価は…7




Android携帯からの投稿