医局長としての求心力のなさ…「救命病棟24時」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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なんだろう、この空疎な感じは…
何がいけないんだろう?
何が違うんだろう?




見終わって考えてみました。
じっくりと…。




フジテレビ 火曜21時
「救命病棟24時」第2話


主演…松嶋菜々子
脚本…飯野陽子
演出…田島大輔



今回のシリーズは新たに医局長になった小島楓(松嶋菜々子)が、未熟な医局長からちゃんとした医局長になっていくかの成長をたどる…というのがテーマだと思うのですが…




それにしても、松嶋菜々子演じる小島の存在感が希薄に感じられてならない。




彼女はどうしたいのか?
何をどう苦しんでいるのか?




本庄(佐々木蔵之介)にカンファレンスで食ってかかられ、夏目(時任三郎)にフォローされ、何も言えないシーンとか、その象徴ですが…




これなら夏目医局長の下、小島と本庄が対立する話の方がよほど良いのでは?と思えるくらい…




中間管理職のつらさが松嶋菜々子からは感じられないんです。
それは描き方が浅い脚本のせいもあるし、彼女の演技の淡白さゆえでもある。



佐々木蔵之介や時任三郎、段田安則といった手練れの中で、埋もれてしまい、松嶋菜々子の強い求心力が感じられない。




それが、今回のシリーズの最大の欠陥では…と思うのです。




前回の患者のエピソードもお粗末でしたが、今回の夫婦のエピソードも、なんか心に響かなかったし…。




う~~ん、どうにかなるんですかね…この先。





今回の評価は…6








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