壇蜜はなかなかの女優です…「半沢直樹」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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壇蜜は話題の人だから視聴率狙いで出してるだけ…くらいに彼女のことを思っていた人は、今回の演技を見て認識を新たにしたんではないでしょうか?




それくらい今回の壇蜜、頑張ってました。大健闘です。



TBS 日曜21時
「半沢直樹」第4話


主演…堺雅人
脚本…八津弘幸
演出…福澤克雄



私めは前クールの「お天気お姉さん」に出演している時に壇蜜って、実は演技できるんだな…と感心して見ていたのでさほど驚きませんでしたが…




今回の壇蜜演じる未樹の東田(宇梶剛士)、黒崎(片岡愛之助)、半沢(堺雅人)3人の男との演技は、




この未樹という女性のさまざまな顔を重層的に見せて、自分の店を持つために男たちの思惑のはざまで揺れるさまを雰囲気だけでなく、しっかりと演じていました。




セリフにはまだ硬さがあるものの、目の演技がなかなかのもので、キーとなる女性を演技巧者たちを相手に一歩も引かずに演じたのは立派です。




東田と浅野(石丸幹二)が同級生だったことまではつかんだものの、




5億円融資に浅野がからんでいる証拠がなかなかつかめない半沢。
隠し口座の通帳を見つけ出すくだりはハラハラドキドキのシーンでした。




予告で散々流れた10倍返しはまだおあずけ。
しかし、壇蜜の健闘でそれなりに楽しんで見られる回でした。




浅野が大和田(香川照之)に隠しごとはないだろうね…と釘をさされビビるシーンは、香川照之の凄みをまたも見せつけられるシーンでした。




抑えた演技であればあるほど底知れぬ怖さを感じさせるハイレベルな演技です。




とかくネットでは批判の多い上戸彩演じる花は、今回は夫をナイスアシストしたり、ホントは何をしたかったかが分かったりで、制作側の配慮を感じさせました。




今回の評価は…7



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