展開の緩急が激しすぎ…「Woman」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回はゆったりとしたテンポで、小春(満島ひかり)の夫・信(小栗旬)の過去が語られ、




随分丁寧にやるな~と油断したら、ラスト近くに怒涛の展開が待っていました。




日本テレビ 水曜22時
「Woman」第7話


主演…満島ひかり
脚本…坂元裕二
演出…水田伸生




信が生前に訪ねた故郷のロッジで書いた小春あての手紙。忘れていったその手紙を主人が取っておいてくれて…




それを受け取りに子供たちを連れて
訪ねた小春。読むとそこには信がどんな少年時代を送り…




関係を絶っていた母親(神野三鈴)といかに再会したかが綿々とつづられていました。




小栗旬の演技力をもってしなければ、退屈しかねないほど、やけに淡々と丁寧に描かれたのです。




信は育児放棄をされていて、ある時から月々の金が送られて来なくなり、見かねた郵便屋の宮前(田中要次)に育てられたのでした。





今は病院にいる宮前を見舞い、家族ができたことを報告し、よく生きてきたなとしみじみ言われた信。



しかし、再会した母親は信に謝るでもなく、テレビを買う金をくれ…と無心する最低な母親で…




テレビではなじみのない舞台女優の神野三鈴がやけにリアルに演じるので、そんな母親に、でも楽しかったと言う信が、どんだけイイ人なんだよ…という感じでした。





今回のドラマで脚本の坂元裕二は常人の理解を超えるエゴイストを描くことに意欲的で、この母親も視聴者を不快にさせる最たる例でした。




しかし、身勝手に生きている人のリアルってこんな感じなのかもしれませんね。





同じことは栞(二階堂ふみ)にも言えて、信の手紙を盗み読みした栞は、小春に自分がしたことをあっさり打ち明けてしまったのです。




信が家族と生きる幸せを感じていたこと、小春と紗千(田中裕子)を仲直りさせようと故郷から戻ったその足で、植杉家を訪ねてくれたことを知った後だけに…




猛然と怒り、栞につかみかかる小春。
この期に及んでお母さんがこういう風に育てたの…と母親のせいにしようとする栞。




なんて身勝手で、なんて無神経な女なのか、ホントこの栞は常に理解を超えます。



しきりに栞のことを隠そうとしていた紗千は帰ってきてどうこの事態に対応するのか…




予告はなぜか平穏でしたが…
そして小春の病気のこともそろそろ明らかになってしまうんでしょうね。




今回の評価は…7





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