う~~ん、納得のいかない、かつ後味の悪い最終回でしたね。
NHK 火曜22時
「激流~私を憶えていますか?」最終回
主演…田中麗奈
脚本…吉田紀子
演出…佐々木章光
最終回のクライマックス、冬葉の母親裕子(田中美佐子)が洗いざらいぶちまける告白。
田中美佐子の凄みのある演技で見応えはありましたけど、でも言っている内容は???でした。
美弥(ともさかりえ)の弟(高橋一生)に冬葉名義のメールさせたのも…
鯖島(山本耕史)の元カノ留美(佐津川愛美をけしかけたのも…
貴子(国仲涼子)の夫に告げ口して、殺人を犯すきっかけを与えたのも…
みんな裕子の仕業だったのです。
しかし、その理由があの時、冬葉がバスから降りたのを気づかなかったから…だとか、
その後も冬葉のことを忘れて、それぞれ幸せに暮らしているのが憎かったからとか…
何言ってんだよ、責任転嫁もはなはだしいだろう!
元々、裕子が旭村(武田真治)との不倫に走ったのが、そもそもの悲劇の始まりでしょうに。
なのにあそこまで執念深く彼らを苦しめる…って理解を超えていて、いい気持ちはしませんでした。
それより、逃げた旭村や死体を埋めた毛利(賀来千香子)を徹底的に責めさいなんだ方がいいのに…と思わずにはいられませんでした。
毛利は時効のため罰せられもしないなんて…
なんか真実を知れば知るほど萎えるばかりのドラマでした。
最初の方は良かったんですけどね…
残念。
今回の評価は…
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