そのきっかけとなった2つの話がどちらもちょっとできすぎた話で…
フジテレビ 火曜21時
「救命病棟24時」第8話
主演…松嶋菜々子
脚本…ひかわかよ
演出…高野舞
その2つの話の１つは新たに救命救急センターに来た研修医猿田勇（渡部秀）がなぜ医師への道を選んだか…
（それ以前に、死んだばかりの夕くんと同じ「ゆう」という名前なのも作為を感じてしまったわけですが…）
猿田は今でこそ元気はつらつのポジティブ青年ですが、実は小さい頃は腎臓が1つしかなくて、体が弱かった…
そんな時、臓器移植を受けて今のような元気な体に、ドナーの遺族とは今もメールのやりとりがあり、
調べたところ提供してくれたのは救命救急センターの医局長だった…と。
その感謝も含めて、自分も命をたすける医師を志したというのです。
待てよ…その医局長ってもしかして、渡辺いっけいが第2シリーズで演じた小田切のこと？と思ってしまいました。
もし脚本家がそれを狙っているなら、できすぎた話だな…と思わずにはいられませんでした。
もう１つは夏目（時任三郎）がなぜこの病院に来たかの理由。
かつて夏目が研修医の時に担当患者を亡くし、落ち込んでやめようと思っていた時、
長野の山中である少女を救い、その子は将来医師になると言ってくれ、自分は医師を続けられた…
そして月日が流れ、前任の病院をやめようとした時に勧誘された病院の医局長の名前が、あの時救った少女の名前で、彼女がどんな医師になっているか見届けるため、
そして、あの時のお礼に手助けをできればと、やって来たというのです。
まぁ、イイ話だけど、こちらもできすぎた話で、どちらか１つなら気にもなりませんでしたが…
2つ重なるとさすがに気になってしまいました。
あと、いくら落ち込んだとはいえ、
簡単に退職願を小島に出させるのは、このドラマのためにもよろしくなかったと思いました。
今回の評価は…
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