このドラマらしいほのぼのとしたラストでしたね。
フジテレビ 火曜22時
「スターマン・この星の恋」最終回
主演…広末涼子
脚本…岡田惠和
演出…堤幸彦
やたらド派手に登場した宇宙からのお迎え…
重田さん(國村隼)や星男(福士蒼汰)にしてみれば、
「キタ~~~~~~~」ってな感じだったわけで、
重田さんは止める古女房(角替和枝)を振り切り、自分の星にいた婚約者に詫びを言ってくる…って、カッコ良く旅立つはずだったし…
星男も地球に愛する人ができたからと星に告げに行き、またすぐ戻ってくると言って去るはずだったのに…
お迎えにきたのは祥子(有村架純)にのりうつった宇宙人の星のUFOで、安藤くん(山田裕貴)に見送られて祥子ちゃんは昇天しました。
カッコ悪いのは後に残された重田さんと星男。特に思い続けている婚約者がいたことがバレてしまった重田さんは、
家から閉め出され佐和子(広末涼子)の家にご厄介になることに…
落ち込みながらも、納豆パフォーマンスはしっかりやってくれていました…(笑)
祥子ちゃんの後釜は、あのいろんな職業で登場したメガネさんが、昔からいたみたいにやってるのも、ちょっとしたくすぐりネタでした。
祥子ちゃんに会いにいくために宇宙飛行士になると意気込む安藤くん。
3万光年のかなたではムリですけどね…(笑)
最後まで愛すべきおバカっぷりでした。
重田さんは結局、妻への深い愛情が理解され家に戻れましたし、
星男は佐和子との間に子供もでき、仲良く暮らすのでした。
宇宙人とのハーフってどんな子になるんだろう。首が回ったりするのかな?
あと、野球でファールを打って「惜しい!」と言われたいって言う次男の秀クンがいかにもこの子の言いそうなことで可愛かったですね。
今回の評価は…
宇宙人とシングルマザーの恋という奇抜な設定のドラマでしたが、
現実ばなれしてウソくさいということはなく、むしろベタな地球人の日常に宇宙人がいるという違和感を楽しめました。
あと、重田さんを筆頭に脇の小さい役すぺてのキャラがしっかり描かれていて、それも楽しめる大きな要因ではありました。
堤幸彦と岡田惠和という2人の手練れのベテランがこんなドラマがあってもいいんじゃない?と投げかけたドラマだったのではと思います。
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