前回の記事でもう最終回でいいのに…と書きましたが、
案の定、前回が最終回の方がスッキリ終われた…としか思えない蛇足的な最終回でした。
日本テレビ 土曜21時
「斉藤さん2」最終回
主演…観月ありさ
脚本…土田英生
演出…久保田充
二分の一成人式という何だかよくわからない4年生対象の行事で、親に向けた作文をみんなが読むらしく、
潤一たちのクラスの担任の小杉(瀬戸康史)はあまりにぶっちゃけた親への表現は直すよう要求。
それを不服として、大和らはクラスメートを巻き込み教室にたてこもることに…
そもそもこの子どもたちの怒り自体が私めには共感できず、やはり公的な場で読まれる文章にはぶっちゃけた表現はふさわしくないわけで…
しかも、たてこもった子どもたちは大和たちの思いに反して、調子に乗り、ゴミを投げ捨てたりガラスを割ったりとやりたい放題。
誰が悪いんだかよくわからなくなり、
おまけに斉藤さん(観月ありさ)も摩耶(桐谷美玲)に意見されちゃう始末。
どうも歯切れの悪いまま、教室で仕切り直し。親子がお互いに作文を読みあうという、ふわっといい感じで終わりました。
なんだかな~
どうも今シリーズを象徴するようなすっきりしない最終回でした。
今回の評価は…
そもそもシリーズ化するようなドラマだったのかが疑問でした。
世の中の間違いにはひるまず物申すという斉藤さんの小気味良さを楽しむドラマだったはずか、
今シリーズはどこか遠慮がちだったり、傍観したりで、斉藤さん本来の良さがあまり出なかった…
それが残念でならない作品でした。
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