初回を見た感想としては、なんだか中途半端だな~というものでした。
確かラブコメディという触れ込みだったはずですが、笑える要素は皆無でしたね。
フジテレビ 木曜22時
「独身貴族」第1話
主演…草なぎ剛
脚本…佐藤嗣麻子
演出…武内英樹
映画製作会社が舞台なんですが、やけにセレブで派手な暮らしぶりなんです。
なんかトレンディードラマ時代を思い起こさせるような雰囲気で、これって亀山社長や大多取締役の顔色うかがって作ってんのか?と勘ぐってしまうほど…
何せ恥ずかしげもなくW浅野の「抱きしめたい」を復活させるようなフジテレビてすからね。
時代感覚のズレっぷりは痛々しいほどです。「ショムニ2013」の惨敗でそれは証明済み。
もっと草なぎ剛演じる独身貴族の社長が、「結婚できない男」の阿部寛のように変人ぶりを見せてくれるのか?と思ったらさほどでないし、
離婚調停中なのに、依然として女性関係にルーズな社長の弟である専務(伊藤英明)は今どき珍しい肉食系。
コンクールに出してもなかなか選ばれない脚本家志望のゆき(北川景子)が、訳あって作品を使ってもらい…シンデレラストーリー的な要素も強いみたいではありますが…
何かどれもこれも中途半端、映画界の内幕ものにしてはリアルさが乏しいし…
やはりアメリカやイギリス映画が得意とする洒落た大人のラブコメディは、日本では作れないんだな…というのを痛感させられた初回でした。
草なぎ剛の良さがどこまで出せるか、
そんなに結婚したくないならしなくていいんじゃない…程度にしか思えない役ではダメでしょう。
今回の評価は…
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