選んじゃダメでしょう…「ミス・パイロット」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

かつてほど人気の職業ではなくなっているCA( かつてのスチュワーデス)ならまだしも、いまだに目指す人が多い難関のパイロットに、このヒロインがなっちゃまずいだろう…



と、よく全面協力の全日空が許したなと感心するやら呆れるやらの初回でした。いくら、ドラマとはいえ…ねぇ。




フジテレビ 火曜21時
「ミス・パイロット」第1話


主演…堀北真希
脚本…櫻井剛
演出…澤田鎌作



パイロットになるには航空大学校に入り2年の訓練の末、各航空会社に就職するパターンと、今回のドラマで描かれるように自社養成といって大卒で試験を受け、合格した者が候補生として4年の研修の末、なるパターンとあるんですね。




…で、このドラマのヒロイン手塚晴(堀北真希)は、就活連戦連敗中で
一度も飛行機に乗ったことがないのに、ダメもとでパイロット募集を受けます。




書類選考で落とされそうなもんですが、採用責任者の篠崎機長(岩城滉一)が



ウソをつかないところまっすぐなところや、実家の居酒屋を手伝う中で培われたとっさに答えを出す暗算力、などを買われ、




スルスルと難関を突破し、合格してしまうのです。
…んなわけないだろう…ってツッコミはヤボってものなんでしょうね。




なぜなら「スチュワーデス物語」のように劣等生が教官に鍛えられ、成長していくドラマにしなければならないわけですからね。



そのへんは目をつむってくださいっていうスタッフの声が聞こえてくるようです。




そもそもTOEICとかでかなりの英語力がないとダメなはずなんですが…




ヒロイン晴のキャラを際だたせるために対照的な優等生の千里(相武紗季)の存在があって、




晴にイライラしつっかかる千里と、泰然自若とポジティブに受け流してしまう晴とのやりとりが、相武紗季のツンケンぶりが見事で見どころになりそうです。



一緒に受かった男性陣は4人それぞれいろいろありそうです。
「山田くんと7人の魔女」に出ていて気になった間宮祥太朗に注目したいと思います。




彼らの教官役は女好きな国木田(斎藤工)。
22時からは「ガラスの家」で堅物の息子を演じている斎藤工が、こちらでは軟派な役。
リアルタイムで見ると、その変貌ぶりが楽しめます。




この先も何となく予想のつくドラマですが、しばらく見てみます。




今回の評価は…3



Android携帯からの投稿