経営に苦しんでる会社が、人件費削減のため、既にいる社員をリストラするよりは…と内定を出した学生を内定辞退に仕向けるという、実際にも行われている卑劣な行為。
これなら、スパッと悪い経営者をこらしめる話になるかと思いきや…
日本テレビ 水曜22時
「ダンダリン～労働基準監督官」第4話
主演…竹内結子
脚本…秦建日子
演出…中島悟
結論から言うと今回もダメでしたね。
魚の小骨がのどに引っかかったままみたいな終わり方でした。
段田たちがこらしめるべきは経営者もさることながら、経営者に悪知恵をつけてる胡桃沢（風間俊介）のような社労士のようにも思えてきましたし…
とかげのしっぽ切りみたいに人事部長が勝手にやったことと言い逃れされて、人事部長を守れなかったと涙されても、
段田が過去にだれかを自殺に追い込んだこととリンクするのかもしれませんが、そこじゃないでしょう…と。
土手山（北村一輝）や南三条（松坂桃李）が変わっていく話にしたいみたいですが、それはあくまでサイドのことであって、
土手山が困った人間だというエピソードをしつこく繰り返されても閉口です。
視聴率が悪いせいもあるのか、制作現場のギクシャクした空気が画面から感じられてしまうのです。
そうなると悪循環でドラマってつまらない方向へ行ってしまうんですよね。
どうしても…
題材は悪くないのにホントもったいない限りです。
今回の評価は…
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