冬クールのフジテレビは人気シリーズが2つ放送されます。
まず、火曜22時に
伊藤淳史、仲村トオル主演
「チーム・バチスタ」シリーズ第4弾
「螺鈿迷宮」
これまでいずれもこの枠で
08年秋
「チーム・バチスタの栄光」
10年春
「チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋」
11年夏
「チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸」
と3作品が放送されてきました。
第1弾が13.2%
第2弾が14.4%
第3弾が12.8%
と、手堅く視聴率も取ってきた人気シリーズです。
伊藤淳史演じる田口と仲村トオル演じる白鳥の名コンビが、毎シリーズ強敵と対峙する医療ミステリーですが、
伊原剛志、西島秀俊、高橋克典に続き、今シリーズは柳葉敏郎。
死因不明遺体の検視も担う地方病院の院長役で、地域医療にはびこる闇に2人が迫るというテーマ。
まぁ、いつものあんな感じでしょうね。
もう1本、木曜22時は…
坂口憲二主演
「医龍4」
こちらも人気シリーズ第4弾。
これまで
第1シリーズ
06年春 平均14.7%
第2シリーズ
07年秋 平均17.2%
第3シリーズ
10年秋 平均13.6%
いずれも木曜22時の枠で放送されてきました。
およそ3年ぶりとなる今シリーズは、
稲森いずみ、小池徹平、阿部サダヲ、佐々木蔵之介のチームドラゴンが再結集。
もちろん夏木マリと岸部一徳も出るようです。
時代の最先端医療で戦う医師たちを描いてきましたが、今回は地方の中規模病院が閉鎖に追い込まれ、医師不足が続く現状をふまえ、チームドラゴンが理想の病院作りに奮闘するそうです。
今回懸念しているのはこれまで1人で脚本を書いてきた林宏司が書かず、「ラストホープ」の浜田秀哉と「救命病棟24時第5シリーズ」のひかわかよになってしまうこと。
林宏司の脚本が優れていただけに、内容が劣化しないかが心配です。
しかし、人気シリーズを持ってくるところにフジテレビの弱気な姿勢がうかがえますね。
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