アンサンブルの良さ…「陰陽屋へようこそ」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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見ていて見やすいドラマというのは、主人公を中心に脇役たちとのアンサンブルがちゃんとできている作品ですね。




特に主要な3人のトリオがうまくいっている作品が多いように思います。



「リーガルハイ」の堺雅人、新垣結衣、里見浩太朗
「鍵のかかった部屋」の大野智、戸田恵梨香、佐藤浩市
「ATARU」の中居正広、栗山千明、北村一輝

…といったように。



そこまでは作品的には及びませんが、このドラマも錦戸亮、倉科カナ、知念侑李のトリオがうまくかみ合ってキャラクターも生きるようになり、回を追って見やすくなっています。




フジテレビ 22時
「よろず占い処 陰陽屋へようこそ」第5話


主演…錦戸亮
脚本…黒岩勉
演出…土方政人




今回は王子に実際あるブラネタリウムをうまく使って、病院の幽霊騒ぎが、星座にからめた悲しい恋の物語になるという変化に富んだ回となりました。
(書き忘れましたが私め王子在住なもので、自宅近辺がいろいろ映り、それも楽しんでるわけなんですが…)




路子先生(倉科カナ)の堅物キャラが、今回もうまく生かされてましたね。




倉科カナにはハマりの役になりつつあります。




肝心の祥明(錦戸亮)は私めがこれまで度々、錦戸亮について誉めてきた語りの上手さが、クライマックスの天体ショーでの語りに生かされ、




2つの星が寄り添う位置まで長い年月かけて近づいている…という〆の言葉には思わずぐっときました。




もう一つ祥明に関しては、杉良太郎演じる源次郎さんとの囲碁をしながらの探り合いの会話が良かった。




2人が共に何か隠してる、そのあやしげな空気がひかれるシーンでした
今後もあるといいのですが…




「東京バンドワゴン」にしても、こちらにしても視聴率は苦戦してますが、最後まで応援したい作品です。





今回の評価は…4


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