惜しいな~
もうちょっとでしたね、いい感じにまとまってはいましたが…
感動~!ってまでは行きませんでした。
フジテレビ 月曜21時
「海の上の診療所」第5話
主演…松田翔太
脚本…徳永友一
演出…高野舞
今回良かったのは航太(松田翔太)がしっかりとマドンナの恵理子(安達祐実)と向き合ったということ。
このドラマにしては比較的腰を据えて恵理子とその両親(田村亮、浅田美代子)のエピソードを描いたなと思いました。
海診丸が寄った島の、みかん農家出身の人気アナウンサーである恵理子は、海診丸の取材と、実家のみかん農家の紹介に来たのですが…
実は脳梗塞で倒れた父親を、せっかく入れた東京の病院から母親が島に連れ戻してしまったので、また入院するように勧めに来たのでもあったのです。
娘の申し入れを母親は邪険に断りますが、実は父親は末期がんにも冒されていて島で残り少ない日々を送りたいために戻って来たのでした。
娘には隠していたのですが、薬から気づいた航太がそれを教え、
過労で母親が倒れ、一時は諦めたみかん畑からの中継を航太が父親のためにもやるべきと主張…航太がピンチヒッターとなり、両親が育てた最後のみかんになるであろうみかんを紹介し、
恵理子は涙をこらえながら食べるのでした。
いい話ですよね、
浅田美代子がちょっとみかん農家のおかみさんには見えにくかったところはありましたが、ガサツな物言いはそれらしく、田村亮のたたずまい、安達祐実の落ち着いた演技で見応えはあったと思います。
ただ、そうなるといつもの航太の軽いノリが浮いてしまうわけで、お約束の結婚します宣言も単なるオバカさんにしか見えないのが困りもの。
視聴者からの抗議があったのか、武井咲にスリッパで頭を叩かれるのは、だいぶ減りましたけどね。
武井咲は落ち込んだ人に自分のプリンをあげる人みたいになってきてますけど、
もうちょっとうまく使ってあげないと、福士蒼汰も同様ですが気の毒ですよね。
ただキャスティングされただけの人になっています。
今回の評価は…
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