古美門対黛の3本勝負…「リーガルハイ」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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前回、古美門(堺雅人)からクビを言い渡され羽生(岡田将生)の事務所に移った黛(新垣結衣)。





古美門はそんな黛が扱う案件すべての反対側に回って対立。今回は小さいながらもユニークな3つの案件を並列させ、次々に古美門が勝ってゆくのでした。




フジテレビ 水曜22時
「リーガルハイ」第7話



主演…堺雅人
脚本…古沢良太
演出…西坂瑞城




3つの裁判とはアニメ監督パワハラ裁判、全裸男セクハラ裁判、インコ飼い主裁判。





中でも見ごたえがあったのは、スタジオジブリの宮崎駿監督のパロディと丸分かりの世界的なアニメ監督宇都宮(
伊東四朗)に厳しくあたられ、




自信を喪失しペンを持っても手が震えて描けなくなったアシスタント穂積(近藤公園)からの謝罪要求と賠償金の訴え。




伊東四朗はアニメ監督にはちょっと見えづらいところはありましたが…(笑)




尋問で穂積に浴びせる言葉は、職場でゆとり世代に悩まされている私めとしましてはよくぞ言ってくれた!と拍手拍手ものでした。




実際スタジオジブリでも宮崎駿は抱えてるアシスタントたちに同じような思いを抱いているんじゃないかと思えてしまうほど、真に迫る言葉でした。





感性があるのに使わないなら俺にくれ!というセリフなどは特に痛烈でした。




自分が努力もしてないのにダメなのを、あの人は天才だからと言い訳にしている…というのもありがちなところを鋭く突いていて、






これぞ古沢良太!これぞリーガルハイ!で嬉しくなりました。





橋本じゅんの全裸男も笑えましたけどね。






貴和(小雪)が示唆に富んだことを言うのもうまく機能しているし、服部さん(里見浩太朗)の予言めいた言葉も深いし…満足度の高い回でした。




黛がそんなことだから勝てないんだ!
と羽生らを一喝するシーンも、よくぞ言った!でしたね。




今回の評価は…4



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