このドラマ、最終回の1つ前の回が番組最高視聴率で、最終回が番組最低という大変珍しいパターンで終わったわけですが、
「ドクターX」の最終回が30分延長だったためもあるでしょうが、内容的にもここ2、3回割と良かったのに、なんだかな~な最終回ではありました。
フジテレビ 木曜22時
「独身貴族」最終回
主演…草なぎ剛
脚本…佐藤嗣麻子
演出…武内英樹
玲子さま(平岩紙)は身を引くことにしたし、進(伊藤英明)は守(草なぎ剛)への思いを再認識したゆき(北川景子)にふられたわけで…
あとは守が素直になればいいだけ…だった最終回。
そこにヘンな茶番劇を持ってきたのが、ガッカリなポイントで…
もっと映画的で洒落たやり方は無かったのかと…期待を裏切られた思い…
後半は玲子さまに肩入れしながらこのドラマを見てきた私めですが、今回もわざわざゆきの田舎にやってきて、守から聞かされたゆきへの思いを伝えるくだりは…
伝えたあとホントはゆきの首をつかまえて海に落としたいくらいだと、押さえ込んだ怒りをちらつかせるあたりは、もっと言ってやれ~と言いたくなりました。
平岩紙の無表情かつお嬢様コトバが私めのツボでした。
これが無かったらリタイアしていたかもしれません。
今回の評価は…
どうも、このドラマは草なぎ剛をうまく料理しきれたとは言えませんでしたね。
独身貴族を謳歌する主人公が、ヒロインに心を開いていく過程をシンプルに見せてくれた方が良かったのに…と思います。
いろいろ盛り込んでぼやけたものになってしまいました。残念です。
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