劇画チックなノリは健在…「医龍4」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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お~~っ!
「医龍」が帰ってきたな~という感じでしたね。




「医龍」はドラマ中に流れる音楽がいいんですよね。スポーツドキュメンタリーなどでもよく使われてますが、高揚感があるんです。





お約束の場面にお約束の音楽、これはシリーズものならではの醍醐味です。





フジテレビ 木曜22時(初回は21時~2時間スペシャル)
「医龍4」第1話

主演…坂口憲二
脚本…浜田秀哉
演出…田中亮




原作が劇画ですから、このドラマもリアリティよりはハッタリをかました格好良さ重視なんですよね。




ですから、その劇画チックな流れに身をゆだねるようにして見るのが、私めのこのシリーズの見方なのです。




なんで雪が舞う寒い夜中に屋上で裸になって朝田(坂口憲二)はオペのイメトレをしてんのか?
と、疑問に思ってしまうようではダメなんです…(笑)
このドラマの場合は。




プロフェッショナル集団が、不可能とされる難手術を成功させる…そのスリリングさが見どころです。




執刀医だけでなく手術には麻酔医や助手、看護師の高度な技術も必要なことを、「チーム・バチスタ」や「医龍」が教えてくれました。




特にこのドラマで天才麻酔医荒瀬(阿部サダヲ)のオペ中の活躍を見るにつけ、麻酔医の重要性も知りました。




前置きが長くなりましたが、今シリーズは朝田の恩師(平幹二朗)が院長をしている地方の総合病院が、同じ町に最新設備をそろえた病院ができたために医師も減り閉鎖の危機に…




そこで朝田がチーム・ドラゴンのメンバーを訪ねて回り、メンバーもそれぞれ現状に満足してなくて集結する…という展開。




しかし、そこには朝田にチーム・ドラゴンを集めさせ、インドにチームごと
進出させようという野口(岸部一徳)
の目論みがあるようで…




その野口に協力するのが敏腕経営コンサルタントの岡村(高橋克典)で、岡村にも何か魂胆があるようで…





と、初回はテンポよく人物や今シリーズの趣旨を紹介しながら、手術を受けるおじいさん(上条恒彦)と孫(浦上晟周→「家族ゲーム」の次男役の子)のエピソードもまじえ、中身の詰まった初回でした。




停電の中で行う手術もたっぷりと見せてくれました。




いろいろと強引なところはありましたが、前置きで書いたようにそこも含めての「医龍」ですからね。




今回の評価は…4



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