惑わす女と妄想する男…「失恋ショコラティエ」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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これまでいろんな男女の色恋ざたを見てきたオジサンの私めからすると、石原さとみ演じる紗絵子は実にタチの悪い女で、こんな女にからめ取られた主人公はお気の毒さまとしか言いようがないわけですが、





この主人公、ちょっと面白いのはただ甘ったるい片思いだけではないところで、妄想や夢の中で強引に犯そうとしたり、披露宴ですべてぶちまけたりするところです。




でも、そうはならない…というもどかしさが際立つという運びになるわけですね。




フジテレビ 月曜21時
「失恋ショコラティエ」第1話

主演…松本潤
脚本…安達奈緒子
演出…松山博昭




私めは原作のコミックの方は知りませんので、松本潤が原作の爽太と比べてどうかはわかりませんが…




パリの一流店で修業して帰国し、「チョコレート王子」と騒がれる
イケメンショコラティエという役は、松本潤には似合っていますね。




しかも「花より男子」の道明寺で御曹司なのにおバカさんというギャップが良かったように、




今回もショコラティエとしては一流なのに、恋愛に関してはかなりイタい…という二面性が松本潤には似つかわしく思えます。
(荒れた肌をカバーするためか、回想シーンの映像のかすみ具合がすごかったですけどね…(笑))





とはいえ、松本潤もさることながら、
何と言っても同性からは嫌われそうですが、
石原さとみの悪気はなさそうだけど図々しい小悪魔ぶりが絶妙で…




近頃、彼女自体、女子力がアップしているだけに、やけに生々しくて良かったです。





あの手この手で爽太をいたぶるんでしょうね、この先。




爽太の片思いを後押しするオリヴィエ(溝端淳平)と、抑えようとする薫子(水川あさみ)の対称も悪くありません。




特に水川あさみはやはりこういう文句たれの役は合ってますね。




いずれにせよ私めは堂々と正面きったこの手の恋愛ドラマはキライではありませんので、楽しみながら見ていきたいとは思います。




今回の評価は…ちょっと甘めで4

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