やりづらい署長さん…「隠蔽捜査」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回からの話は原作だと第2シリーズ「果断」にあたり、

シリーズ中最高傑作ともいえる面白さで、

ドラマ化してもやはり面白い…と思わざるをえません。





これが視聴率7%程度しか取らないというのは

さびしい限りです。






TBS 月曜20時

「隠蔽捜査」第3話



主演…杉本哲太、古田新太

脚本…嶋田ゆり葉

演出…酒井聖博






警察庁の総務課長から所轄の署長へ異例の

降格人事となった竜崎(杉本哲太)。






署長になってもおかしいことや理不尽なことは受け入れず

自分流を貫く竜崎は、副署長や警務課長ら部下にとっては、

やりづらい署長です。





ハンコを押すだけでいい書類にはちゃんと目を通すため

なかなかはかどらずたまる一方だし、






銀行強盗が逃走し緊急配備がしかれても、報告を受けるだけでなく、

捜査本部に首をつっこんでくるし、





犯人の1人がスナックにたてこもったと判明したら

現場のそばの前線本部に出張っていき、指示を出そうとする…





署長だったらもうやらないようなことを

合理的に考え実践していくさまが

テンポよく、杉本哲太も一徹ぶりをそれらしく演じていて

引き込まれました。





単なるメンツだけで怒鳴り込みに来る方面本部の

管理官(古館寛治)に一泡ふかせて退散させるくだりも、

まさに警察版「半沢直樹」みたいで痛快でした。





SITの交渉がうまくいかず、結局SATを突入させ

犯人は射殺、人質は無事救出しますが、

犯人の持つ銃には銃弾が入っていなかったことが判明。





捜査本部に出張ってきていた伊丹(古田新太)は

対外的にはそのことは隠蔽しようと竜崎に持ちかけます。





竜崎はどう対処するのか?

次回に期待を持たせる展開でした。





面白いんですけどね…ホントもったいない。






今回の評価は…4