大切な人には明かせない…「僕のいた時間」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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主治医の谷本(吹越満)に家族に病気のことを知らせないなら、せめて大切な人には告げて話を聞いてもらった方がいいとアドバイスを受ける拓人(三浦春馬)でしたが…





フジテレビ 水曜22時
「僕のいた時間」第4話


主演…三浦春馬
脚本…橋部敦子
演出…城宝秀則





左手が動かなくなっていくのをだましだまし、恵(多部未華子)と交際を続ける拓人。





早く治るといいね…と軽い気持ちで言う恵に拓人は病気のことを話すことができません。







陸人(野村周平)のために母親(原田美枝子)が送ってきた電子ピアノを2人で弾く姿はなんとも切ないものがありました。






今回胸に迫ったのは、拓人が恵の母親(浅田美代子)に夕食に誘われ、そこで夫を病気で早くに亡くした彼女から、いろいろと聞くシーンでした。





看病はつらくなかったか?
出会わなければ良かったと思わなかったか?




と、いろいろ探るのです。
素直に聞かれたことに答えていく浅田美代子のナチュラルさと、
その答えひとつひとつに反応する三浦春馬のナイーブさ。





それを恵におきかえて、拓人が下した決断は、あえてつれなくして恵と別れる…ということでした。





看病する苦しみを恵に背負わせたくはないんですね。






せめて彼女にだけは病気のことを話したい大切な人であるはずなのに…






なんとも切ないですね。ツラいですね。
拓人の無念さがひしひしと伝わってきます。





しかも、その恵を横恋慕している先輩(斎藤工)がよりによって病気のことを知り、別れたのをこれ幸いと恵に近づいていくわけで…





今後、職場の先輩や陸人が病気のことを知り拓人へ優しくなっていけばいいな…と思ってしまいました。






しかし、三浦春馬は役のためとはいえ痛々しいまでに痩せてますね。







肩入れすればするほど、この先見る方も覚悟の要るドラマです。






今回の評価は…4




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