岡村(高橋克典)の画策で1人、また1人とチームドラゴンのメンバーがL&P病院に引き込まれていくのですが、
今回は天才麻酔医荒瀬(阿部サダヲ)の番で…。
荒瀬は何をエサに取り込まれてしまうのかと思ったら…
フジテレビ 木曜22時
「医龍4」第5話
主演…坂口憲二
脚本…ひかわかよ
演出…森脇智延
L&Pで少年の心臓手術をすることになり、執刀する羽垣院長(藤木孝)は女性麻酔医はイヤだとワガママを言い、
岡村の推薦で荒瀬が呼ばれて加わることに…
羽垣は忘れていますが、荒瀬は研修医時代に羽垣執刀の手術で、助言を聞いてもらえず、患者を死なせ、責任をかぶらされる…
という因縁があるのでした。
今度の場合も今やろうとしている手術では、この先再手術しないといけなくなるため、もう1つの処置もすべきと荒瀬は言うのに、
今までより更に短い時間で手術を終わらせることばかりにこだわる羽垣は、荒瀬の進言も退け、朝田(坂口憲二)が桜井病院で手術するというのも阻みます。
このあたり藤木孝がイヤミな院長を好演していて、なかなか良かったです。
今回は朝田の影が薄い回で…
結局、荒瀬は羽垣の手術につきあうと、案の定手術終了後、容態が急変。
これぞ岡村の思うツボで、岡村は羽垣をクビにしてオペ室から退室を命じ、荒瀬の指示で木原(池田鉄洋)に執刀させます。
現実にはそんなことあるわけないだろうとは思いながらも、荒瀬は細かくテキパキした指示で名コンダクターぶりを発揮。
そこが劇画チックな「医龍」ならではで、例によって撮影、編集、音楽のうまさで、現実ばなれしたこともグイグイ見せてしまいます。
告げ口くらいしか役割のなかった木原がまさかの大活躍でした。
お前がいれば10人の朝田が作れる…という岡村の言葉と、なんと新院長の椅子。
それで拍子抜けするくらいあっさりと、荒瀬もL&Pに取り込まれてしまいました。
桜井病院、院長(平幹二朗)まで身体を壊して大丈夫か?
どうも、桜井と野口(岸部一徳)の間にも、過去に因縁があるみたいです。
しかし、鬼頭(夏木マリ)も大して機能してませんね、このドラマ。
どうも、いろいろ気にすれば気になるところだらけではあります。
今回の評価は…
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