視聴率が悪いからもうちょっとくだけた感じにしようと
こういう話になっているんではなくて、
もともと原作の「疑心」自体がそうなんです。
とはいえ、ドラマではさらにそこが強調され、
あまりにこれまでと違う竜崎(杉本哲太)がの姿に違和感を感じました。
TBS 月曜21時
「隠蔽捜査」第6話
主演…杉本哲太、古田新太
脚本…松本美弥子
演出…岡本伸吾
アメリカ大統領が来日することになり、
羽田空港が管轄内の大森北署の署長の竜崎が
警備本部長になります。
その警備本部に警視庁の警備部から畠山(伊藤歩)という
美人キャリアがやってきて、研修の時から竜崎を慕っていたという彼女に
竜崎は年甲斐もなく心を奪われてしまう…という話。
一方で、先乗りして大統領を狙うテロリストに過剰に目を光らせる
SPに振り回されもし…実際怪しげな男も浮かび上がってきて…
となっていくわけです。
どうも原作を読んでいても、なんで竜崎が恋に落ちるのかが
イマイチよく分からず、無理やりな感じがしたのですが、
それを映像にするともっと違和感が出てしまい…
これまでの「隠蔽捜査」の硬派な良さを薄めてしまっていて、
今までのようにの評価を出すものではなくなってしまいました。
特に伊藤歩が魅惑的な女性でもないし、
原作では警察庁総務部時代の部下の谷岡は男性ですが、
ドラマでは女性にしているので、
女性の部下の扱いは既に慣れているはずなのに…ってなってしまっているし…
どうも残念な出来でした。
次回は危機が迫って今回ほどではないと思いますが…
今回の評価は…