今回は2ヶ所、涙しました。
このドラマ、名作の領域に入ってきたように思います。
フジテレビ 水曜22時
「僕のいた時間」第9話
主演…三浦春馬
脚本…橋部敦子
演出…葉山裕記
今回まず泣けたところ、
これまでできるだけの範囲で働いてくれればいいから…と病気への理解を示してくれていた会社の人たちに、ついに働けなくなり別れの挨拶をするシーン。
今までホントによくしてくれる彼らの姿を丁寧に描いてきただけに、
拓人(三浦春馬)の感謝の気持ちがひしひしと伝わって泣けました。
上司や同僚に有名な俳優を使ってないので、ホントにそういう会社があるようなリアルさ、
それはこれまで恵(多部未華子)が介護してきて、今回で亡くなってしまうALSの保さん役の人もそうで、ホントにその病気の人なのでは…というリアルさ、
それが非常にドラマに良い効果を生んでいると今回見て痛切に感じました。
スタッフの叡慮ですね。
もう1つ泣けたシーンは、これまでギクシャクしてきた澤田一家が、ようやく父親(小市慢太郎)も息子たちの進む道を認めてくれ、
両親のために拓人と陸人(野村周平)の兄弟が作ったVTRを見せて、あなたたちの母親で幸せと喜ぶ母親(原田美枝子)の姿に、涙する拓人を見てのもらい泣きでした。
医師にさせたかった弟は違う道を志し、ないがしろにしてきた兄の方が余命が少ない中で医学部に入って勉強したい…という皮肉なめぐり合わせ。
代々受け継がれてきた病院を守ることに必死だったであろう父親にしてみれば、なんとも言えない現実でしょうね。
院長室に飾られてる代々の院長の写真を見ているシーンが印象的でした。
家族はようやく1つにまとまりましたが、
拓人の病状は容赦なく進行していて、
人工呼吸器をつける選択を迫られます。
保さんがつけない道を選び亡くなっていきましたが、
拓人もつけたくないようで…
どうなってしまうのでしょう。
今回の評価は…前回もをつけたかったけどつけなかったので、合わせ技で
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