初回より部員たちのキャラクターはわかってきたので、まだ見られるようにはなってきましたが、
依然として不満な点は多く、期待していた分、イライラしながらの視聴になりました。
日本テレビ 土曜21時
「弱くても勝てます!」第2話
主演…二宮和也
脚本…倉持裕
演出…菅原伸太郎
今回でチームの中で一番野球をまともにできる白尾(中島裕翔)が、なぜ野球がダメな城陽に入ったかや、
キャッチャーでキャプテンになった江波戸(山崎賢人)がなぜビビりで、誰のせいかとかがわかったわけですが…
やはりこのチームが進学校の野球部であるという重要なポイントがおろそかになっているのが私めには気になってなりません。
校長(笹野高史)はじめ、教師側にも、親の側にも、部活より進学を気にしないと…みたいなピリピリ感がないし、
白尾が城陽に入った理由が中学の時から好きだった柚子(有村架純)のいる学校に入って甲子園に行きたかったから…という理由にはビックリ。
それで東大に進むような難関高校に入るってどんだけ勉強したんだ?って話ですからね。
部活のミーティング中には勉強があるからと帰った部員が今回いましたが、そんな描写がもっとあってほしいなと思います。
青志が部員たちに「俺は」じゃなく「俺が」と言え!って教えるくだりは悪くなかったんですが、
部分部分良くても、全体の枠組みが弱いので感動に結びつきようもありません。
二宮和也の演技力がどうこうは、このドラマの場合、二の次の問題です。
今回の評価は…
「泣くな、はらちゃん」に比べると、麻生久美子も薬師丸ひろ子も光石研ももったいない使い方をしています。
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