第3話でこのドラマなりのパターンができてきて見やすくなってきたな…という印象。
主人公の佐久(小澤征悦)を中心に本庁から送り込まれる13係のメンバーと
所轄の刑事たちとのいがみあいという構図。
毎度それが同じでは飽きてしまうんですが、
少しずつパターンは変えて、飽きない工夫をしてくるあたりが
テレビ朝日の刑事ドラマ作りの手だれさを感じさせます。
テレビ朝日 水曜21時
「TEAM~警視庁特別犯罪捜査本部~」第3話
主演…小澤征悦
脚本…大石哲也
演出…新村良二
今回の所轄側の捜査課長・田村(矢島健一)は佐久の刑事時代の上司。
切れ者だった佐久とは衝突しがちで、遺恨のある相手。
佐久は所轄を冷淡にあしらい、
署長ぐるみ何かを隠蔽していると感づくと
あえて田村を部下たちの前で罵倒。
逆に島崎(田辺誠一)が田村に親身に接して信頼を得て
田村は署長に逆らい、部下に捜査続行を命じるのでした。
いろいろあった末に、真相はわかるのですが、
谷中刑事部長(西田敏行)が新聞社主に情報をリークし、
隠蔽に加担した新聞社側を守ってしまうのでした。
谷中が自分の出世のためなら黒いことをする人物だと分かったし、
谷中のスパイである屋敷(塚本高史)にも佐久は気づいたようで、
今後、佐久と谷中の関係がどうなっていくのか?
そちらの興味もわいてきました。
今回は脚本もよく練られていて展開もあり、
見ごたえのある回だったと思います。
今回の評価は…