楯突く細川と沖原…「ルーズヴェルト・ゲーム」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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2週分まとめて見ましたが、さすがに記事をまとめてというわけには、これに関してはいかないので、1話ずつ書くことにします。





TBS 日曜21時 5/18放送分
「ルーズヴェルト・ゲーム」第4話


主演…唐沢寿明
脚本…八津弘幸、西井史子
演出…棚澤孝義





今回は会社部分はイツワ電器との対等合併が対等でないことを細川(唐沢寿明)が暴き破談にする話、






野球部分は負けたら廃部の都市対抗の1回戦に沖原(工藤阿須加)が好投、視察に来た過去に因縁のあるイツワのエース如月(鈴木伸之)は








沖原の野球復帰を知り、暴力事件をおこしたヤツがどの面下げて…と後日揺さぶりをかけにやってきますが、






もう野球はやめない、やれるもんならやってみろと沖原は堂々と言い放つ…という話でした。








バラバラのようで、ラスト近くに細川も、沖原も大見得を切るのがリンクしていて気持ちよい回でした。







今回もイツワ電器を使ってうまく青島製作所を取り込もうとする諸田(香川照之)のしたたかにして、小馬鹿にした感じが、何とも憎らしく、





香川照之の顔芸が堪能できました。
細川に会社の経営者にとって大切なことは何ですか?と聞いたあとの
「会社をつぶさないことです」と言う時の小馬鹿にした感じなど、その最たるものでした。







結局、坂東(立川談春)が諸田にも隠して、画策していたのがバレて、







細川に好条件出しても拒まれ腹を立てたり、坂東に怒りをぶつけ冷徹に決別したり…





と、さまざまな表情を見せ、香川照之ショーの趣さえありました。
やりすぎととらえる方もいるでしょうが、このドラマはあれくらいメリハリきいた演技の方がいいように思います。







そんな香川照之の演技を唐沢寿明はがっちり受けて、同じテンションに持っていきますが、






立川談春は頑張ってますが、所詮役者が違います。
これだけ重要な役ならやはり力のある役者にして三人が拮抗して欲しかったです。





その点、山崎努の青島会長が登場すると、グッと画面が引き締まる感じはやはりスゴいと言わざるをえません。








今回の評価は…4










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