せっかくこういうドラマなんだなと分かってきた頃に、あれこれとイジりだして、余計わけわからなくなってしまう…というのはよくあることです。
テレビ朝日 水曜21時
「TEAM～警視庁特別犯罪捜査本部～」第6、7話
主演…小澤征悦
脚本…岡崎由紀子(6)真野勝成(7)
演出…新村良二(6)猪崎宣昭(7）
第6話は放火殺人で夫婦が死に、その夫の方が公正取引委員会の捜査員・中井(堀部圭亮)が追及しようとマークしていた人物だったため、
警察はうかつに手が出せず、捜査しづらい…というパターン。
「隠蔽捜査」での麻薬取締官と似たパターンでしたが、こちらは途中で尻すぼみみたいに中井は関係なくなり、
死んだ夫婦の妻の写真が宮地真緒である時点から、この妻は生きてるな…とバレバレで、
変則パターンもあまり意味なしの回でした。
やはり所轄といがみ合うというのがこのドラマらしくて良いのに…とただ拍子抜けするだけでした。
第6話の評価は…
一方、第7話はもっとヘンテコなことになっていて、
3年前に人を殺して逃げたであろう男が、中東の某国の伯爵になって日本に舞い戻り、
その男が犯人である証拠を入手すべく、佐久(小澤征悦)自ら警備員になりすまし、潜入捜査するという…
これは笑いを取りに来てるのかと勘ぐってしまうような回でした。
どう見ても日本人顔の西村雅彦が真顔で伯爵になりすましている胡散臭さも笑えましたが、
小澤征悦が真顔で警備員になりすましている姿もかなり滑稽でした。
話自体は足長おじさん的なしんみり系の話になっていくんですが、
どうも、それ以前に珍妙だったため、話に乗りきれませんでした。
第7話の評価は…
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