今回は、前回のラストで死神のミスは連帯責任だと主任(松重豊)に言い渡された監死官(桐谷美玲)が、これまでになくストーリーにからんでくる回でした。
テレビ朝日 金曜23時15分
「死神くん」第6話
主演…大野智
脚本…橋本裕志
演出…常廣丈太
今回の死亡予定者は子連れの結婚詐欺師の和田(鈴木浩介)。しかし、メインとなるのはその詐欺師に騙された女性誌の編集長高山(伊藤歩)。
その高山に関わる中で、女心にうとい死神くん(大野智)をさしおいて、監死官が女同士で共感を覚えて、彼女に良かれと動いてしまう…というのが今回のお話。
話がややこしくなるからか、悪魔(菅田将暉)は全く出てきませんでした。
(それが物足りなくもありましたが…)
おじさんの私めとしましては、女性目線で話が進んでいくと、ちょっとしらけてしまう部分もあり、
それよりは詐欺師が死を前に高山にほだされていく過程や、
死神くんの女心にうとい感じを楽しみました。
なんといっても最高だったのは和田に教わった通りにバラの花束を用意し、監死官
に優しい言葉をかけたのに、
気持ち悪いんだよ!とバチーンとぶたれてしまい、
ぶたれた頬をおさえながら、「話が違うっ!」とぼやいた一言で、思わず吹き出してしまいました。
大野智のコメディセンスの高さがうかがえるシーンでした。
今回も少ない出番ながら、さまざまに細かい表情の変化を見せていたことも見逃せません。
桐谷美玲の演技には賛否ありますが、今回に関しては悪くなかったと思います。
今回の評価は…
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