人間味の出てきた佐久…「TEAM」第8話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このところ迷走気味でしたが、

今回は本来の良さに戻ったというか、

これまでの流れを反映した回でした。






テレビ朝日 水曜21時

「TEAM~警視庁特別犯罪捜査本部~」第8話



主演…小澤征悦

脚本…吉本昌弘

演出…新村良二





今回は要請が来るわけではなく、未解決で迷宮した事件に関して、

2ちゃんねるのような掲示板の書きこみでタレこみを佐久(小澤征悦)が見つけ、

谷中部長(西田敏行)にかけあって、再調査することになるという事件。






些細な殺人事件でも犯人を見つけ出すことへの

佐久の真摯な熱意や意気地がよく伝わる回でした。






殺されたのはメタルハイグレードという石油に代わる資源になりうるものを

研究している教授(浅野和之)の女性助手。





教授の犯行ではと怪しまれ、そうなってはえらいことと、

経済産業省の政策局長(中村育二)が佐久に圧力をかけてきますが、





7000兆の国益をふりかざす役人にも佐久は屈しようとしません。

その態度に谷中のスパイだった屋敷(塚本高史)も感銘を受け、





谷中に盗聴器を仕掛けるよう仕向けられても、

わざと佐久に分かるように置き、谷中に逆らうのです。





犯人は結局、教授ではないのですが、

元々は教授が自分のミスを助手に押し付けようとしたことから起きたことで、

佐久は教授に対して、「あんたが殺したも同然だ!」と叱責するのですが、






そんな佐久の態度に島野(田辺誠一)は佐久の生の感情に初めて触れた…

と、こちらも感銘を受けたようでした。






そんなまわりの変化が印象的な回でした。

事件自体は大したことなかったですけどね…。







今回の評価は…3