死神くんが傍観しすぎ…「死神くん」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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私めの中では、第5話があまりに良かったので、それからはどうも不満が残るようになってしまっているところはあります。





特に今回不満だったのは死神くん(大野智)が関わるのが

一家の父親(小市慢太郎)だったり、母親(中越典子)だったりで、






かつ悪魔(菅田将暉)が息子の願いを聞いたりもして、

軸が拡散したことによる散漫さ、






そして、死神は至って傍観していたり、忠告する程度しかない存在感の薄さが気になりました。







テレビ朝日 金曜23時15分
「死神くん」第8話



主演…大野智
脚本…橋本裕志
演出…本橋圭太





自分が末期がんと知り、会社が多額の負債を抱えたまま自分が死んだら、

プライドばかり高い妻も、出来損ないの息子も生きてはいけまいと、

内田は一家心中を図ります。






しかし、予定外の人間が死んでは困ると死神と監死官(桐谷美玲)は

心中を阻止し、3人とも生き残ります。






死亡予定者の内田に死を宣告し、それまで寄り添うようにいる死神くん。

しかし、特に何をするわけではなく、傍観していて、

時々忠告するぐらい。






人間についてだいぶ詳しくなってる死神くんが提示する疑問は

真理をついていて、なかなかそこは良かったのですが…

どうも深い感動にまでは至りませんでした。





前回と違って地味ながら、小市慢太郎は内田の心境の変化をしっかり演じていたし、

中越典子はお嬢様育ちで世間知らずの妻を、こういう人いるよな的に演じてはいたので、

キャスト的には安心して見られましたが、脚本がイマイチでしたね。





悪魔がおいしいところを持っていった感はありました。

粋なはからいをする悪魔は回を追うごとに魅力的なキャラクターになってます。





大野智は相変わらずコメディセンスをチラチラ見せてましたけどね。

「ジャニーズ系なんですが…」ってセリフには笑いました。





今回の評価は…3















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