ラスト、かつて和平(中井貴一)の両親が寄り添って寝ていたという長倉家のリビングのソファーに、酔いつぶれた和平と千明(小泉今日子)が寄り添って寝ている姿は、
この2人が培ってきた関係の良さを象徴するようなシーンで、このドラマらしいほんわかと温かいラストカットでした。
フジテレビ 木曜22時
「最後から二番目の恋」最終回
主演…中井貴一、小泉今日子
脚本…岡田惠和
演出…宮本理江子
結婚するとかしないとか、そんなことはっきり決めなくてもいいんです。
誰もそこは求めてませんよね。
和平と千明には今の関係を続けて欲しい…
口げんかしたり、酒を呑んで語り合ったり…
夫婦になんかならず、今のままの曖昧な形でいいんです。
なので、はっきりしないラストはまたスペシャルなり、続編なりをやってくれるんだな…と思わせてくれて嬉しい終わり方でした。
最終回も冒頭のすっぴん千明と和平の朝のやりとり、そしてラスト前の酔態でのやりとり、絶妙のコンビネーション、あうんの呼吸を堪能しました。
この2人のやりとりを今後もずっと見ていたい…と思わずにはいられませんでした。
今回の評価は…
今回の続編は余計なものを盛り込みすぎて、和平と千明のやりとりが少ないのが不満でした。
忍び寄る老いをいかに受け止め生きていくか?そんなことを考えさせる深さもありました。
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