ブレなかったのには拍手…「極悪がんぼ」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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記事を書くのが遅くなり、今さら書かれても…でしょうが、2話まとめてになります。





フジテレビ 月曜21時
「極悪がんぼ」第10話、最終回



主演…尾野真千子
脚本…いずみ吉紘(10)池上純哉(終)
演出…河毛俊作






低視聴率を出したものの、さほど大騒ぎされなかったのは、作品としてはひどいものではないと、みんな分かっているからではと思います。






脚本にメリハリがなく、ダラダラした感じは最終回まで直りませんでしたが、






ヒロインの薫(尾野真千子)の成長具合はよく出ていたし、






小清水(小林薫)はじめ、おじさんたちのキャラもしっかり立ってきたので、






最終回に向けての話もそれなりに盛り上がりました。






ラスボス的に悪徳国会議員銭山(武田鉄矢)が登場し、懲らしめられましたが、






もっと痛快にやって欲しかったですね。
武田鉄矢の憎々しさが足りませんでした。
悪くないんですけどね、武田鉄矢の悪役って。






やはり、小林薫の小清水が絶品でしたね。
ジロっと見上げる目つきの老獪さが何ともいえませんでした。






第10話、最終回ともに評価は…3





弱者が強者に逆らったり、勝ったりするドラマが視聴率を取った一方で、





弱者は所詮は弱者のまま…という現実のシビアさを突きつけた今作が受け入れられなかったのも仕方ない気がします。





お金がからむとシビアですからね。
なかなか単純な勧善懲悪というわけにはいきません。
そこがネックでした。













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