2時間ダレずに見られた…「ペテロの葬列」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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かふぬ初回2時間スペシャルなんかにすることないのに…と、見る前は否定的に思っていたんですが、





なかなかどうして、2時間ダレることなく見ることができましたし、これを2回に分けて見させられてもな…とは思いました。





TBS 月曜19時~20時54分
「ペテロの葬列」第1話


主演…小泉孝太郎
脚本…神山由美子
演出…金子文紀




主人公の杉村三郎(小泉孝太郎)が編集長(室井滋)や手嶋(ムロツヨシ)らと取材に行った帰りにバスジャックに巻き込まれ、人質になってしまい、





SATが突入し、犯人の老人(長塚京三)の自殺という形で終わるまでが丹念に描かれました。





2時間でも飽きずに見られた理由は、第1に犯人役の長塚京三の良さ。






凶悪そうに見えない老人(あまり老人っぽくはないけど…)が計画を練った上で犯行に及んでいる無気味さを淡々とした演技の中で、色濃くにじませました。






歳を重ねているがゆえの、人質1人1人への洞察力も鋭く、






三郎をさしてあなたは冷静だと誉めたり、いろいろと見抜いた上で事を進めていくのがジワジワと怖さを増していく具合が絶妙でした。






後々まで、人質になった人々に影響を残すだけの存在になりえていたと思います。





もちろん長塚京三の演技だけでなく、脚本や演出も優れていたからこそですが…。






また、その犯人に対峙する三郎役の小泉孝太郎も良かった!やはりこの役ははまり役で、人質の中でも老人が一目置く人物になっていました。





峰竜太は銀行の支店長よりは、はまってましたが、騒々しいだけな感じもしました。
演技に深みが無いからなんですかね。





気になった長谷川京子もこのドラマではウザいキャラでなく、ミステリアスなキャラのようなので安心しました。






今回の評価は…4









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