バスジャックの犯人暮木（長塚京三）が、立てこもり中に約束したとおり、
人質になった人々のもとへ、死んだ暮木に代わって何者かから慰謝料の金が届きます。
その金をどうするか？田中（峰竜太）の呼びかけで皆が集まることになります。
ＴＢＳ 月曜20時
「ペテロの葬列」第３話
主演…小泉孝太郎
脚本…神山由美子
演出…岡本伸吾
せっかくくれたんだから、俺は貰うと言い張る田中と、
貰うわけにはいかないと拒む他の面々。
三郎（小泉孝太郎）は、暮木のことをもっと知るために
暮木が３人の悪いヤツと言っていた人々のことを調べることにします。
警察に相談せず、杉村三郎探偵がまた始動したわけです。
本来ならおかしな話なんですが、小泉孝太郎のまっすぐな演技が妙な説得力になり、
調べていく三郎を応援したくなるから不思議です。
ただ…
引き込まれそうな気分に水をさしてくれるのが
田中を熱演している峰竜太で…
「俺は本来、役者だったんだよ！」と言わんばかりのの気合の入り方が
ちょっと浮いてしまっていて、そこが残念でなりません。
そこ以外のキャストは問題ないんですがね。
三郎が聞き込みに行く酒屋のおかみさん役の中尾ミエも意外と悪くなかったです。
じわじわと分かっていくのがじれったいか、我慢できるかで
このドラマの評価は変わりそうです。
今回の評価は…