このドラマ、風間俊介や西田敏行以外は、主演の柳葉をはじめ、
好きな役者が出ているわけではないんですが、
なぜか、見てしまう…
なぜなんだろう???
そう、脚本と演出が役者の扱い方がうまいんだな…と今回見て思いました。
フジテレビ 火曜21時
「あすなろ三三七拍子」第2話
主演…柳葉敏郎
脚本…吉田紀子
演出…土方政人
柳葉敏郎と反町隆史、昔はそんなこと無かったのに
どうも最近は鼻についてイヤだな…と思っていたという点で共通の2人。
どうだ…?俺って演技派だろ?って言いたげな演技というか…
そういう人じゃなかったでしょうに…って思ってたんです。
ところが、このドラマでの2人はいいんですよね。
アナクロな応援団の中で、それでもまっすぐに再建に向けて頑張ってる
ダサいおやじを堂々と演じていて、その熱さが嫌な感じがしないんです。
反町に同じ応援団OBペアとしてほんこんを組ませたところが
また絶妙で演技なのか素なのかわからないほど自然体のほんこんと組むことで、
ある種反町の毒消しみたいになっているのです。
2人が新入りの団員について幹部OB(西田敏行)から聞かれ、
まさか女子を入れたとも言えず、アタフタしてごまかすところは
西田のナイスつっこみを得て面白いシーンでした。
一方の柳葉演じる藤巻は、娘美紀(飯豊まりえ)の彼氏の翔(風間俊介)を
娘と付き合ってもいいという条件で応援団に入れさせるのですが、
そのために大学で応援団をやらされているのがバレてしまい…
そのへんの情けなさもいいところで…
娘役の飯豊まりえは新人の頃の新垣結衣に面影が似ていて
ちょっと注目したい子です。
あとは初回の記事でも書きましたが、
風間俊介のチャラチャラぶりが必見です。
視聴率はかなりキツいことになってますが、
私めは気にせず見続けたいと思います。
今回の評価は…