私めは兄と２人兄弟で、妹がいません。
もし自分の可愛い妹が不倫しているとわかったら、どんな対処をするだろうか？
そんなことを考えながら見た回でした。
フジテレビ 水曜22時
「若者たち2014」 第６話
主演…妻夫木聡
脚本…武藤将吾
演出…並木道子
新城（吉岡秀隆）と不倫を続けているひかり（満島ひかり）。
それを知りながら、長兄の旭（妻夫木聡）も次兄の暁（瑛太）も
やめさせられずにいる…
悪びれもせず２人でコンサートに行こうとしている２人。
しかし、２人のデート写真が送られてきた新城の妻（斉藤由貴）が上京。
コンサートは見ないことに…
そして旭がひかりを連れて新城の家に…
新城夫妻と旭・ひかり兄妹との修羅場的な食事になります。
どこまでも大人の態度で対応する斉藤由貴演じる妻・美穂が
淡々とした中に妻たるものの凄みをうかがわせます。
どうも、自分の不倫を正当化づけようとするひかりも
煮え切らない態度をとり続ける新城も全く共感持てない私めとしては、
美穂が、ひかりが新城とは運命の出会いなどと、あつかましく言うのに対し、
ピシャリと「相手が既婚者だったらそれは運命ではない…」と言ったのには、
よくぞ言ったって感じでした。
いつもと違い、旭のひかりへの態度は弱腰、かつ甘くて、
それはひかりに苦労をかけた引け目もあるんでしょうが、
美穂を病院へ連れて行き、でも仕事は頑張ってんです…みたいなフォローを入れるんです。
これは卑怯ですよね、だからって不倫していいってことにはなりませんからね。
そこで、暁が旭をどやしつけ、そばにいたひかりをひっぱたいて、
兄貴にあんな真似をさせるな！と一喝するのです。
これもよくぞ言ってくれた！で、旭の甘さと暁の厳しさあってこそ、
ひかりはようやく不倫をやめると決めるのでした。
新城から教わり、大好きだった曲が新城夫婦にとっての思い出の曲と知ったショックも
大きかったでしょうが…。
大嫌いな曲を聞かせて…と
多香子（長澤まさみ）に弾き語りしてもらうシーンは切なかったですね。
…というより、長澤まさみがびっくりするほど歌がうまくてびっくりしました。
ホントに本人歌ってたんでしょうか？
今回の評価は…