チームにはチームで…「HERO」第9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は城西支部の全員がチームプレイで事件を解決するという

スポーティーともいえる回でした。

事件自体の内容は薄く浅いものではありましたが…





フジテレビ 月曜21時

「HERO」 第9話(9/8放送分)


主演…木村拓哉

脚本…福田靖

演出…森脇智延





大学の仲良し5人組の中の1人がトイレで撲殺され、残り4人が容疑者に。

フットサルをしているという彼らを城西支部の4人の検事たちが一斉にそれぞれの部屋で

取調べ始めます。





学生4人は黙秘したり、犯人を順繰りに指名したりとなかなか真実を語ろうとしません。






確かこの支部には取調べすべき案件が山のようにあるはずなのに、

こんな全員で1つの事件を担当している場合か?という疑問はあるものの、






今回は趣向としてこういうパターンを見せたいのだな?と寛大に流すことにしたものの、

取調べに詰まったら、久利生(木村拓哉)にいつもみたいに足で調べてきてよ…

他の面々が押し付けるくだりとかは、人が1人死んでいる事件にその態度は?と

ちょっとカチンとはきました。







…で、久利生が学生たちがよく通っていた食堂のおばさん(片桐はいり⇒怪演)から

学生以外にも先生みたいな人がいた…という証言をもとに、






学生たちに振り込め詐欺をやらせていた椎名(丸山智己)という男を引っぱり出してきます。

そこからは川尻(松重豊)も参加し、久利生が椎名を取り調べ、他のメンバーが同時に

学生たちから供述を聞き出すということに…。






しらばっくれていた椎名は学生たちに真実をどんどん明かされていき、追い詰められていきます。

ここも他の部屋から次々に学生たちの供述のメールがピコンピコンと来て、

それが椎名を精神的に追い詰めていく具合を面白く見ることができました。





悪いヤツをこらしめる単純さとみんなで協力しあってやったぜ!的な達成感を

スポーツのノリで楽しめた回でした。





いろいろと突き詰めて考えればおかしな点はありますが…いちいち書くのも野暮でしょう…






今回の評価は…4