新キャップ池田の活躍…「ST」第9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回はこれまでで1番充実して面白かったのではないでしょうか?

なぜなら脚本・渡辺雄介、演出・佐藤東弥というコンビが、そもそもこのドラマのオリジナルスタッフで、

今回も第1話、第2話はこのコンビだったのですが、脚本が変わったり、演出が変わったりで、





このドラマ本来の面白さが薄まっていたのです。

それが今回久々に元のコンビに戻り、ずっとこのコンビでやってくれていれば良かったのに…と

思わずにいられませんでした。







日本テレビ 水曜22時(9/10放送分)

「ST 赤と白の捜査ファイル」 第9話


主演…藤原竜也、岡田将生

脚本…渡辺雄介

演出…佐藤東弥





STのキャップ百合根(岡田将生)が昇進し、池田(林遣都)が新たなキャップに…。
そんな中、背中に「モモタロウ」と刻まれた死体が次々見つかります。





赤城(藤原竜也)とあと1週間でキャップではなくなる百合根は

その捜査に参加、赤城はいつものように毒を吐きまくり、百合根がフォロー。






一方、そんな中、スポーツジムでライフルを持った男が

会員を人質に立てこもる事件が起きます。






赤城を連れて来いと要求しますが、間に合わないので

新キャップの池田が代わりに、犯人と接触、青山(志田未来)がバックアップします。






…とまあ、最終回へと続く連続殺人と、これまで見せ場のなかった池田に活躍の場を作った

立てこもり事件を並行して見せ、ぎっしり充実した見ごたえある回でした。






百合根との別れに向けてのSTメンバーの動揺や、寂しさをわざと見せない冷淡な態度、

黒崎(窪田正孝)に赤城が百合根と絶交して別れのつらさをやわらげようというのを

相談するシーンも、赤城の真情がわかってほほえましいシーンでした。






さらに事件に三枝(渡部篤郎)がからんでいるらしき展開で、

三枝が善か悪か判別付かない感じが、あの渡部得意のニンやり笑顔で表現され、

こちらも最終回へ期待を盛り上げました。





脚本のテンポとそれに応じた画面上の文字による遊びなど、

ちょっと今っぽいところが、このドラマらしさでもあり、

それが今回はしっかり見られたのも良かったです。





今回の評価は…4